Lipid abnormality脂質異常

脂質異常の診療

高血圧の診療

脂質異常とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質の値が正常範囲から外れている状態です。脂質異常は、自覚症状がないまま進行し、動脈硬化を引き起こして心筋梗塞や脳卒中などの重大な合併症を招く可能性があります。当院では、脂質異常の早期発見と予防を目的とした診療とケアを提供しています。

診断

脂質異常の診断は、空腹時に採血を行って、血液中の以下の4つの脂質の値を測定します。

  • LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
  • HDLコレステロール(善玉コレステロール)
  • トリグリセライド(中性脂肪)
  • non-HDLコレステロール(LDLコレステロールとHDLコレステロール以外のコレステロール)

これらの値が基準値から外れている場合、脂質異常と診断されます。また、他の生活習慣病や動脈硬化のリスク因子も評価します。

治療

治療は、食事療法と運動療法を基本とし、必要に応じて薬物療法を行います。食事療法では、カロリーや飽和脂肪酸・コレステロール・塩分などの摂取量を制限し、野菜や果物・魚・大豆製品などの摂取量を増やします。
運動療法では、有酸素運動を中心に他の疾患への影響も考慮しながら最適なプランを提案します。
薬物療法では、患者さんの状態によってコレステロールや中性脂肪の値を下げる薬などを使用します。

フォローアップ

定期的なフォローアップは、治療効果の確認と副作用のチェックのために必要です。これには、血液検査や血圧測定などが含まれます。
私たちの目標は、患者さんが動脈硬化性疾患を予防し、健康的な生活を送ることができるようにサポートすることです。詳細については、お気軽にお問い合わせください。