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2021年12月27日ブログ
コロナワクチン2回目接種後の抗体値の変化
今年の7月に、コロナワクチン接種後に実際に抗体が得られたかどうかを知るために、当院スタッフの抗体検査を実施しました。
その際の結果は以下の通りでした。
・スタッフの検査結果(検査実施者数:26名 2回目接種より約1か月後に実施)
最大値 3255.0 U/ml
最小値 342.5 U/ml
平均値 1076.0 U/ml
中央値 902.6 U/ml
今回、2回目のワクチン接種から半年経過後も抗体を維持できているかを調べるために、再度抗体検査を実施しました。結果は以下の通りです。
・スタッフの検査結果(検査実施者数:27名 2回目接種より約6か月後に実施)
最大値 1338.0 U/ml
最小値 149.9U/ml
平均値 715.1 U/ml
中央値 605.9 U/ml
また、27名中25名は抗体価が減少した一方、2名は増加していました。
最も減少率の高い人で1か月後から80%の減少が認められました。
検査結果の詳細は下記をご覧ください。
今回の当院での検査結果では、年齢や性別などによる特徴的な傾向はみられませんでしたが、これまで報告されている通り9割以上のスタッフの抗体価が減少していました。
当院でも年明けより3回目のワクチン接種が始まります。減少した抗体値を再度引き上げるため、また3回目接種が有効とされるオミクロン株等の変異株に備えるためにも、可能な方は再度のワクチン接種を推奨いたします。