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2020年10月10日ブログ
男性が気になるがんについて②
膀胱がん 血尿を見逃すな!
毎日トイレで用を済ませる時、尿や便の状態を確認していますか?
尿や便には、体調変化や病気のサインが現れるため、近年トイレにセンサーを設置して病気を見つける研究も行われており、早期発見・早期治療への貢献が期待されています。
ただ、そういったものに頼らなくても目で見てわかる場合もあります。その一つが「膀胱がん」です。
膀胱がんを発症する人は、日本では年間2万人以上に上ります。男性に多く、発症数は女性の3倍以上です。膀胱がんの最大の危険因子は喫煙で、男性に喫煙者が多いことが関係していると考えられています。
早期発見の重要なサインとなるのが、目に見える血尿です。膀胱がんによる血尿は、何日も続くことは少なく、多くの場合、翌日には消えます。そして2~3か月後に再び血尿が出るということもしばしばあります。
血尿が出て、すぐに泌尿器科を受診すれば、多くの場合、早期がんの段階で発見できます。
このような目に見える血尿で膀胱がんが見つかる人は、全体の約7割といわれております。
残りの3割ははっきりとわかる血尿は現れないので、早期発見のためには、健康診断などで行われる尿検査を定期的に受けることが大切です。(NHKきょうの健康より抜粋)
皆さん、日頃の健康チェックとともに、定期的な健康診断を受けましょう!